抗てんかん薬のラミクタールですが、抗てんかん薬はハイリスク薬といわれることは皆さんご存知でしょうか?なぜハイリスクなのか、その理由について探ってみましたので、正しいラミクタールの飲み方も合わせてご紹介いたします。

ラミクタールの画像
薬の飲み方を説明する医師と薬を服用している女性

急に怒ったり笑う双極性障害をラミクタールで抑え就職

双極性障害という病気があります。心の病の一種で、一昔前までは躁うつ病と呼ばれていました。
よく知られている心の病として、うつ病があります。うつ病は気分が落ち込んでしまい、何もやる気が出ないなどの症状が続くのが特徴です。一方の双極性障害の場合には、うつ病のような症状が出る一方で、急に怒りだしたり喋りだしたりする、よく笑う、偉そうな態度をとるなどの、ハイテンションな状態になるのを繰り返す症状です。
元気な状態があるため、うつ病の人に比べると、病気だと本人や周囲の人が気づきにくい問題があります。また、自殺率はうつ病患者よりも高いという傾向があります。
就職に支障をきたしたり、就職できても場の空気を乱してしまう、家族や友人との人間関係を壊してしまうなどの問題が発生しやすくなります。長期にわたって気分の落ち込みとハイテンションな状態になるのを何度も繰り返すようなら、できるだけ早めに精神科で診断を受けるようにしましょう。有名なのは心療内科ですが、心療内科は体内の病気などに関連した内科を専門とするところですので、心の病を疑うときには、精神科を受診してください。
双極性障害に有効な医薬品として、ラミクタールがあります。てんかんの痙攣防止に使われる医薬品ですが、うつ病などの心の病にもよく活用されています。実はラミクタールが双極性障害に使われだしたのは、まだ10数年ほど前の話です。それまでは有効な医薬品が登場せず、治療が大変だった時期があります。
ラミクタールは副作用の心配が少ないため、多くの患者が利用しやすいメリットがあります。ラミクタールを使いながら上手く病気と付き合うことで、就職できる状態に改善できるようになります。