抗てんかん薬のラミクタールですが、抗てんかん薬はハイリスク薬といわれることは皆さんご存知でしょうか?なぜハイリスクなのか、その理由について探ってみましたので、正しいラミクタールの飲み方も合わせてご紹介いたします。

ラミクタールの画像
薬の飲み方を説明する医師と薬を服用している女性

ラミクタールはハイリスク薬?

ラミクタールを手元において安心
▲ラミクタールの服用方法をしっかり守りましょう!

ラミクタール(一般名:ラモトリギン ) は、てんかんや双極性障害(躁うつ病)の治療に使われるお薬です。てんかん発作や躁・うつ症状の再発・再燃を予防します。

ラミクタールが効果を発揮するケースは多く、使いやすい有用な薬だと言えます。ラミクタールを頼りにする患者さんも多くいらっしゃいます。

ただ、ラミクタールには注意すべき副作用があるため、容易に処方することは控えた方がよいとされます。まず、忘れてはいけないのが、ラミクタールの使用で死亡に至る重篤な皮膚障害が報告されてること。正しい使い方をすれば、このような副作用があらわれることはありませんが、医療者はこのことをしっかり理解し、注意深く見守ることが重要です。患者さんへの説明も欠かせません。ラミクタールを処方する際には、少量から投与することになっています。これは、慎重に経過を見ながら使用することで、早めの対処をするためです。少量だからといって、副作用があらわれないというわけではありません。

ラミクタールは、軽微な中毒疹の発現率が非常に高いお薬です。 発症は薬を使用する患者さんの体質によるところが多いため、合わない人にはまったく合いません。これは、特定の体質を持つ人に起こり得る 一種の過剰な免疫反応です。重大な副作用として挙げられるのが、Stevens-Johnson症候群です。 出血や水泡などの湿疹があらわれ、視力低下や失明などの後遺症を残すことがあります。重症型はTEN(中毒表皮壊死症)と呼ばれ、最も致死率が高い薬疹です。

しかしながら、正しい知識を持ち、慎重な服用を心がければ、このようなことは防げます。気になる症状が出たときには、ただちに服用を中止し、主治医や薬剤師に相談することが大切です。